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名豊道路(めいほうどうろ)は、愛知県豊橋市から愛知県豊明市に至る国道23号のバイパスである。 == 概要 == 建設省 中部地方整備局名四国道事務所での名四国道第1期工事が完了に近づいた1962年頃、静岡県浜名郡舞阪町(現・静岡県浜松市西区)から愛知県を経過して三重県桑名市までを結ぶ道路の必要性が提唱され、関係する市町村から要望が出された。これを受けて愛知県は、県として1964年に愛知県総合開発の一環として取組みを始めた。この道路構想の通称は「愛知街道」と呼ばれ、愛知海道経済調査を実施して、道路開発の妥当性が調査された。 その一方で国の機関である建設省中部地方整備局では、1964年に第2東海道計画の一環として調査が開始された。その後の調査・検討を経て、1966年にはこの道路の基本的なルートや構造、形式等の基本構想が確立された。これがいわゆる「名豊道路計画」とよばれるものとなり、名古屋市と豊橋市間に新しく国道を建設しようという、建設省中部地方整備局 名四国道工事事務所が管轄する名四国道に次いだ大規模バイパス事業となったものである。 1972年に当道路の一部である知立バイパスが事業化されて以降建設が続けられている。1998年6月16日には地域高規格道路第2回指定にて計画路線に指定。国道1号にやや離れて並行しているが、実質的には国道1号のバイパスであり、臨海部の名古屋港、衣浦港、三河港、周辺の工業地帯や農業地帯を相互に結び〔、愛知県における東西の広域交通を担うとともに国道1号の渋滞緩和を目的としている。 名豊道路は道路事業実施上から、一般国道23号のうちバイパスを、起点である豊橋市から順に豊橋東バイパス(総延長 9.2km〔『道の空』p26 豊橋東バイパス〕)、豊橋バイパス(総延長 17.6km〔『道の空』p24 豊橋バイパス〕)、蒲郡バイパス(総延長 15.0km〔『道の空』p22 蒲郡バイパス〕)、岡崎バイパス(総延長 14.6km〔『道の空』p20 岡崎バイパス〕)、知立バイパス(総延長 16.4km〔『道の空』p18 知立バイパス〕)の5つのバイパスに明確に区分している。詳しくはそれぞれのリンクを参照。 2015年6月に豊川為当IC(豊川市) - 蒲郡IC(蒲郡市)間が開通したため豊橋浜松道路全線開通となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名豊道路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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