|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 補助 : [ほじょ] 1. (n,vs) assistance 2. support 3. aid 4. auxiliary ・ 助 : [すけ] (n) assistance ・ 銀 : [ぎん, しろがね] 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint ・ 銀貨 : [ぎんか] 【名詞】 1. silver coin
補助銀貨(ほじょぎんか)とは、正貨である本位貨幣(本位金貨や本位銀貨をさすが、現在の社会においては銀行券)を補助する目的で発行される小額面の硬貨のうち、比較的高額の硬貨に用いられる、銀を主成分とする貨幣を言う。 本位銀貨においては、標記額面と実質価値に差がなく、概ね90%程度以上の銀純度を持って鋳造されるが、補助銀貨においては、品位を下げ、量目も減らしてあり、限定通用力しか有していない。 補助銀貨は銀価格の高騰と、銀の工業利用の急増により、概ね1970年代半ばまでに姿を消し、白銅貨やニッケル貨に置き換えられた。 近代日本では新貨条例施行で登場した洋式貨幣のうち、5銭硬貨から50銭硬貨の4種類が初めて補助銀貨として鋳造された。これらの補助銀貨は品位.800であった。また、戦後初の銀貨として登場した100円銀貨も補助銀貨であるが、こちらは品位.600であり、上質な銀貨ではなかった。 比較的最近まで鋳造されていた諸外国の補助銀貨の品位は、フランスの5フラン、スイスの5フランが.835、オランダの2.5ギルダーが.720、ドイツの5マルクが.625、アメリカの50セントは.400であった。 == 関連項目 == *銀貨 *補助貨幣 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「補助銀貨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|