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論理和の消去(ろんりわのしょうきょ、)(論理積の除去、選言削除則、-除去則〔https://proofwiki.org/wiki/Rule_of_Or-Elimination〕〔http://www.cs.gsu.edu/~cscskp/Automata/proofs/node6.html〕は、命題論理における妥当性のある推論規則のひとつである。この規則を用いることによって、論理式の証明から論理和を削除することができる。もし命題「」から命題「」が導き出され、かつ命題「」からも命題「」が導き出されるとき、「もしくは」のいずれかが真である場合に、「」が真となるという推論規則である。PもしくはRのうち少なくとも一方が正しく、QであるためにはPとRのうちどちらかが正しければよいから、Qは正しい、ということである。例えば、下記の例が挙げられる。 :もし私が屋内にいれば、私は財布を持っている。 :もし私が屋外にいれば、私は財布を持っている。 :私は屋内にいるか、屋外にいるかのどちらかである。 :したがって、私は財布を持っている。 この規則は、下記のように記述することができる。 : ここで、命題「」、命題「」、命題「」が証明のなかのどの行に出てきても、その後の行において、 命題「」を示すことができるものとされている。 == 形式的な記法 == 論理和の削除の推論規則は、シークエントの記法では、 : と表すことができる。ここで、「」は、ある論理の形式体系において、命題「」が、「」・「」・「」の論理的帰結であることを表す、メタ言語の記号である。 この推論規則はまた、命題論理における真理関数のトートロジーもしくは定理として、 : と表される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「論理和の消去」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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