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豊後水道(ぶんごすいどう)は、九州の大分県と四国の愛媛県に挟まれた水道である。北で瀬戸内海(伊予灘)、南で太平洋(フィリピン海(日向灘))に接する。ただし、豊後水道北部を瀬戸内海に含めることもある。また、愛媛県に近い水域を宇和海(うわかい)と呼ぶ。 豊後水道が最も狭くなった部分が、大分県大分市(旧佐賀関町)の関崎と、愛媛県伊方町(旧三崎町)の佐田岬の間の豊予海峡であり、その海峡の幅は約14kmである。 かつてはニタリクジラまたはカツオクジラ(現在でも土佐湾に定住する)を始め多くのクジラが見られたとされ〔(著)宮脇 和人 「鯨塚からみえてくる日本人の心―豊後水道海域の鯨の記憶をたどって」〕、現在でもハンドウイルカ、ミナミハンドウイルカ、ハセイルカの3種類のイルカが定住する。 == 水深再測量 == 2009年(平成21年)10月3日、海上保安庁に豪船籍のLNGタンカーから海図に記載のない浅い地点があると通報があった。同庁が直後に航行者に対して航行警報を発するとともに、同月12日に測量船「海洋」を緊急派遣し測量した結果、従来海図上で水深約90m程度とされていた地点に直径約400mの地形的な高まりが発見され、最も浅い部分で水深約35mと判明。同月22日に新たに水深が判明したことと、あわせて船舶航行の安全性に問題はないことが発表された〔 海上保安庁、2009年10月22日告知〕。 発見された海域周辺は1940年(昭和15年)に測量されたが、当時の技術的制約によりこの地点の存在は知られていなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊後水道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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