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起承転結 : ミニ英和和英辞書
起承転結[きしょうてんけつ]
(n) introduction, development, turn and conclusion (quadripartite structure of certain Chinese poetry)起承転結 : [きしょうてんけつ]
 (n) introduction, development, turn and conclusion (quadripartite structure of certain Chinese poetry)
起承転結 : ウィキペディア日本語版
起承転結[きしょうてんけつ]

起承転結(きしょうてんけつ)とは、4行から成る漢詩近体詩)の絶句の構成を指す。一行目から順に起句、承句、転句、結句と呼ぶ〔ここまで。『世界大百科事典』 第2版 平凡社きしょうてんけつ【起承転結 qǐ chéng zhuǎng jié】 」の頁〕〔ここまで。『大辞林』 第三版 三省堂きしょうてんけつ【起承転結】 」の頁〕。もとの中国語漢文)では、起承転合 (, qǐ chéng zhuǎn hé) である。
日本においては、本来の意味から転じて、文章やストーリーを4つに分けたときの構成、または各部の呼称としても使われる。
一方で、起承転結による文章は論理的ではないと指摘されている〔ここまで。〕〔ここまで。〕〔ここまで。〕〔ここまで。〕(「批判」の節を参照)。
また、文章やストーリーの構成としての起承転結は、ローカルなスタイルであり、国際的には、英語の一般的な文章ではパラグラフ・ライティング (主張→根拠→主張' )、学術論文ではIMRAD〔ここまで。〕、および映画などの脚本では三幕構成が主に用いられている (「比較」の節を参照)。
== 構成 ==
楊載 (1271-1323) の著した『詩法家数』は、「起承転結」説を唱えた文献のうち、最古のものであると主張される場合がある。楊載の「起承転結」説は、主に以下のようなものである〔ここまで。〕。
*: 歴史や人事を題材とし、比喩や連想から詠み始めることにより、様々な展開が出来るとする。
*: 「穏健」に作るべきであるとし、突飛、露骨な句であったり、反対に平板であったりすることは避けるように主張している。
*: 読み手を驚かす変化を入れるよう求めている。ただし、「転」の句は、「承」のそれと表裏一体であり、別物であってはならず、互いに応じ、互いに避けるという一貫性がなければならないとする。
*: 「言に尽くる有りて意に窮まる無し」とし、適宜にフェードアウトすることにより、「含蓄」という詩作の目的の一つを達成できるとしている。
の詩人、杜甫の詠んだ次の五言絶句の詩が、「起承転結」の例である。

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