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透閃石(とうせんせき、tremolite、トレモライト)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石のなかま。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9) で、鉄(Fe)の割合が多くなると緑閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9)。鉄(Fe)がマグネシウム(Mg)よりも多くなると鉄緑閃石。 変成岩を構成する造岩鉱物。 == 参考文献 == * B.E. Leake et al., "Nomenclature of amphiboles: report of the Subcommittee on Amphiboles of the International Mineralogical Association, Commission on New Minerals and Mineral Names", ''The Canadian Mineralogist'', Vol. 35, pp. 219-246, 1997. PDF * 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。 * 松原聰監修 『鉱物カラー図鑑』 ナツメ社、1999年、ISBN 4-8163-2693-6。 * 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「透閃石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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