翻訳と辞書 |
那珂川[なかがわ]
那珂川(なかがわ)は、栃木県北部那須郡那須町の那須岳山麓を源とし同県東辺部を南に流れ、芳賀郡茂木町で東に向かい、茨城県を南東に流れてひたちなか市と東茨城郡大洗町の境界部で太平洋に注ぐ、一級水系那珂川の本流である。 == 概要 == 関東地方第3の大河である那珂川は、関東随一の清流として知られ、日光国立公園の指定地域内である上流部を中心に、流域には自然が多く残され、中流域は那珂川県立自然公園に指定され保護されている。流域は魚類が豊富で、江戸時代にはサケが遡上する河川として知られ、那珂川で捕れたサケは水戸藩への献上品とされていた。初夏には栃木県から茨城県にかけての中流部及びその支流にアユを捕獲するための多数の観光やなが設置され、捕れたてのアユの塩焼きを楽しむ観光客で賑わうほか、天然アユを含め放流アユの友釣りを楽しむ釣り人の姿も多く見かけられる。栃木県大田原市佐良土(さらど)の那珂川河畔には県の水産試験場があり淡水魚の研究が行われているほか、淡水魚の水族館としては国内有数の栃木県なかがわ水遊園が併設されている。河口付近の那珂湊漁港の魚市場は朝から近隣の買い物客で賑わう。支流の涸沼はニシンの南限としても知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那珂川」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|