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野口駅(のぐちえき)は、かつて兵庫県加古川市野口町良野に存在した、日本国有鉄道(国鉄)高砂線・別府鉄道野口線の駅である。 == 駅概要 == 高砂線と野口線の接続駅だったが、両線とも列車本数が少なく、付近を走る国鉄山陽本線や山陽電気鉄道本線がこの地域の旅客輸送の大半を担っていたこともあり、市街にあり、加古川市役所からは一番近い鉄道駅だったにも関わらず、日中は乗客は多く見られなかった。 駅舎のない無人駅で、島式ホーム1面2線の配線となっており、西側のホームを高砂線が、東側のホームを野口線が使用していた。ホームの北端には一応改札用の柵も設けてあったが、ほとんど利用されていなかった。野口線には客車列車時代の名残で、機回し線が残存していた。 その姿から、「日本一寂しい国鉄・私鉄の接続駅」と呼ばれることもあったとされる。 野口五郎がアイドルとして人気絶頂だった1970年代には、「幸福駅」に始まる「縁起駅名」ブームの中で、愛媛県の五郎駅とあわせて紹介されることがあった。ただし、そのころすでに当駅は無人駅で、入場券や「野口から五郎行き」の乗車券を買ったりすることはできなかった〔「野口から五郎行き」の乗車券は、主要駅の旅行センターや国鉄乗車券を扱う旅行代理店の窓口では買うことができた(ただし印刷された常備券ではなく手書き発券)。〕。一方、五郎駅は当時有人駅でこちらには入場券を買い求めるファンが訪れていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野口駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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