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錦海湾(きんかいわん)は、瀬戸内海の備讃瀬戸にある湾。岡山県瀬戸内市南部にある。1950年代後半に大部分が干拓され、1960年代から1970年代前半には塩田として、1970年代後半から2000年代には製塩工場や産業廃棄物最終処分場として使用された。2018年には日本最大〔2012年時点で日本最大のメガソーラーは「扇島太陽光発電所」(神奈川県川崎市、13 MWp)だった。2013年5月には「Nissan Green Energy Farm in Oita」(大分県大分市、26.5 MWp)が日本最大のメガソーラーとなり、2013年11月には「鹿児島七ツ島メガソーラー」(鹿児島県鹿児島市、70 MWp)が日本最大のメガソーラーとなった。鹿児島七ツ島メガソーラーの総投資額は270億円に上り、太陽光パネル29万枚を使用しているが、錦海塩田跡地に建設されるメガソーラーは鹿児島を遥かに上回る規模である。2015年には愛知県で81 MWpのメガソーラーが、同年には青森県で115 MWpのメガソーラーが完成する予定である。〕のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が操業開始予定である。 == 地理 == 東西2.8km、南北1.8kmであり、面積は約500ヘクタール/5km2である〔瀬戸内の230MWメガソーラー、太陽光発電でも環境保全を綿密に実施 スマートジャパン、2013年4月11日〕〔東京ディズニーランドなら10個分である。〕。干拓地内部の海抜は地形図によればマイナス1m程度だが〔国土地理院発行の1:25,000地形図「牛窓」(大正14年測量・昭和57年第2回改測・平成7年修正測量・平成8年発行)には干拓地の西部・中央部・東部に-1mの標高点が記されている。〕、瀬戸内市の調査では北端部を除く大部分が海抜0m以下であり、南部ではマイナス2.9mの地点が、中央部ではマイナス3.2mの地点が確認された〔錦海塩田跡地活用基本計画 瀬戸内市、2013年4月〕。干拓前、湾の北側には邑久郡邑久町が、南側には邑久郡牛窓町があり、干拓地は両町におおむね等しく分割された。2004年(平成16年)には邑久町・牛窓町・長船町が合併して瀬戸内市となり、現在は干拓地の全域が瀬戸内市域である。干拓地の周囲には北東から反時計回りに邑久町尻海(小字に錦海、大東、中東、市場、西部)、牛窓町長浜(小字に栗利郷、国塩、中村、西浦、上、浜、下、弁天、師楽)の集落が立地している。北東端には玉津港や排水ポンプ場、南東端には師楽港や鈴井海岸などがある。1996年(平成8年)時点では干拓地の大部分が湿地(地形図によれば荒地)だが、西端部や南端部の一部は耕地として使用されている〔 1:25,000地形図「牛窓」(平成8年発行)による。〕。 岡山県の年間降水量は1,105mm(全国平均1,609mm)であり、長野県・香川県に次いで47都道府県中3番目に少ない〔。また降水量1mm以下の日数は年276.8日(全国平均247.8日)であり、山梨県や兵庫県を凌いで47都道府県中もっとも多い〔。これらの気候特性を生かし、岡山県では2013年8月末時点で14ヶ所のメガソーラーが稼働している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「錦海湾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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