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(n) earned run average (ERA) =========================== ・ 防御 : [ぼうぎょ] 1. (n,vs) defense 2. defence 3. safeguard 4. protection ・ 防御率 : [ぼうぎょりつ] (n) earned run average (ERA) ・ 御 : [ご, お, おん, み] 1. (pref) honourable 2. honorable
防御率(ぼうぎょりつ、Earned Run Average / ERA)は、野球やクリケットなどで投手が規定イニングでいくつ自責点を取られるかを平均した数値である。後述のように、低ければ低いほどよい。 == 概要 == その投手の投球回あたりの自責点を1試合相当(9イニング)で表す。すなわち、 防御率 = (自責点 × 9) ÷ 投球回 投球回に分数 、 を含む場合(1イニング中ワンアウトもしくはツーアウトを奪った時点で交代)は、整数部分だけでなく分数部分も含めて計算する。一般的に、上記の式で算出された数値の小数第3位を四捨五入し、第2位までの値を表示する。防御率をランキングで表示するとき、小数第2位まで同じ値だが厳密には値が異なっているような投手が2人以上いる場合には、小数点以下第3位以降も異なる値になるまで表示する。 イニングの途中で走者を残したまま投手が交代した場合、その走者の得点は、前の投手による自責点として記録される(例外あり。''自責点も参照'')。従って、無死から登板した場合は防御率が悪くなりやすく、二死から登板した場合は防御率が良くなりやすい。このため、イニングの途中での交代が多いワンポイントリリーフ投手は実際よりも防御率が低く算出される傾向があり、防御率では評価しにくい。 また、チーム防御率も上式によって算出できる。その場合は、「自責点」と「投球回」をそれぞれ「チームの自責点」と「チームの投球回」に置き換える。ただし、チームの自責点の値は、そのチームの投手全員の自責点の合計値とは異なる場合がある〔例えば、ある回の二死から相手打者を失策で出塁させ、投手を交代したらその投手が次の打者に本塁打を打たれたがその次の打者をアウトにしたような場合、交代後の投手にのみ自責点1が加算されるが、その自責点1はチームには加算されない(チームとしては第3アウトを取る機会があったと考えられるため)。このように、投手に課される自責点がチームには課されない場合はあっても、その逆はない。よって、投手全員の自責点の合計値とチームの自責点とが異なる場合は、チームの自責点のほうが必ず小さい値になる。〕。一方、チームの投球回は、投手全員の投球回の合計値をそのまま用いる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「防御率」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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