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陸軍兵器本部(りくぐんへいきほんぶ)は、日本陸軍の兵器製造と補給を統括する機関で、陸軍省の外局である。 ==概要== 日中戦争に伴う補給と軍備充実のための兵器需要の増大が、兵器行政の効率化を促した。そのため、1940年(昭和15年)4月1日、陸軍兵器廠と陸軍造兵廠を統合し新組織の陸軍兵器廠とした〔陸軍兵器廠令(昭和15年4月1日勅令第209号)。従前の陸軍兵器廠令(大正2年3月28日勅令第30号)を廃止し、従前の陸軍造兵廠令を全部改正し、陸軍兵器廠令に改題した。〕。新兵器廠を統括する陸軍兵器本部が設けられ、兵器補給廠(兵器支廠を改称)、造兵廠(工廠を改称)を下部組織とした。これにより兵器資材の製造、修理、調弁、貯蔵、補給を一元的に処理する体制を整えた。 戦局の悪化に伴い、さらに兵器行政の一元化が求められ、1942年(昭和17年)10月、陸軍兵器行政本部に統合され陸軍兵器本部は廃止された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸軍兵器本部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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