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韓維基[かん いき]
韓 維基(かん いき)は、中国清代の政治家。字は貞子(ていし)。山東省淄川県(今は淄博市張店区傅家鎮)小田村生まれ。康熙初年、同進士出身になり、その後、山西省聞喜県知県・直隷博野県知県を歴任。彼の為政は清廉かつ公正である。 == 略歴 == 韓維基は韓茂材の孫であり、韓光翟の息子である。順治十七年(1660年)、庚子科挙人となり〔《淄川県志・巻五》頁十七:舉人 韓維基,字貞子,同庚子科,見進士,茂材孫。〕、康熙3年(1664年)、甲辰科三甲一百四十六名進士となる〔《淄川県志・巻五》頁十:進士 韓維基 同甲辰榜,授聞喜知縣,補博野知縣。〕。康熙13年(1674年)、山西省聞喜県知県に任ぜられ〔《聞喜県志・卷之三・職官》頁三二:知縣 沈光瑀,浙江鄞縣舉人,康熙九年任,詳宦績。韓維基,山東淄川進士,康熙十三年任。王士美,江西金谿人舉人,康熙十五年任。〕、康熙20年(1681年)、直隷博野県知県に変わった。 彼は清廉かつ公正な政治をし、窃盗などの不法行為を厳しく取り締まる。周辺地域の盗賊は彼のことを憚るので県内に入ることはない〔《博野県志・巻三・職官》頁三:知縣 趙君訪,泗州歲貢。韓維基,山東淄川進士,康熙二十年任,清正廉明,嚴處竊盜,賊不入境。以上見舊志。羅士吉,舉人,康熙二十六年任……。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「韓維基」の詳細全文を読む
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