|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 音楽 : [おんがく] 【名詞】 1. music 2. musical movement ・ 楽 : [たのし, らく] 1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease ・ 漫画 : [まんが] 【名詞】 1. comic 2. cartoon ・ 画 : [かく, が] 【名詞】 1. stroke
音楽漫画(おんがくまんが)は、日本の漫画のジャンルの一つで、主に音楽を題材にしたものを指す〔吉本たいまつ「ブルースが、聞こえてくる。「音楽マンガ」ならざる音楽マンガ」『まぐま』13号、Studio Zero、2005、p.5-12。〕。 == 概要 == 音楽漫画の定義は一定ではない。完全に音楽を主題とした作品のみを指すとする考え方がある一方、演奏シーンなどが含まれる漫画全般を含むとする考え方もある。日本マンガ学会理事の内記稔夫が館長を務める現代マンガ図書館が発行した音楽漫画の作品リストでは、「音楽シーンの使用頻度」を判断基準とし、線引きが難しい作品については「マンガという手法を用いて音の響きを表現しようとしているかどうか」「音楽への関心を積極的に描写しているか」という点を加味して選定が行われている〔「「音楽マンガ」の選び方について」『音楽マンガの祭典』〕〔このため、登場人物が音楽に関わる職業(ピアニストなど)に設定されていても、実際に演奏などの音を奏でる描写が無いものは除外されている。〕。 西洋や架空の国や町を舞台にした歴史ロマンふうの物語や、身近な世界を舞台に音楽やバンドを通じて、青春を送っていくストーリーといった内容などがある。古くは、音楽漫画の登場人物は美形で才能にも恵まれたあこがれの対象となるキャラクターが多かったが、平成期の作品では身近な等身大の登場人物が増えてきている〔富良富良(ふらとみよし)「音楽まんが〈あこがれ〉の法則」『ショパン266』p.50-51。〕。女性向漫画として描かれるものが多いが、『BECK』のような青年・少年漫画雑誌に掲載されるものもある。少女漫画においては重要なジャンルの一つである。漫画という音の出ないメディアで展開されるため、音の表現に苦労する漫画家が多い〔竹宮惠子「マンガで音楽を描く大胆な試み」『ショパン266』p.47。〕。21世紀に入ってからは『のだめカンタービレ』が音楽漫画ブームの火付け役となり〔茂木大輔「クラシック音楽漫画ブームの火付け役『のだめカンタービレ』の魅力!」『ショパン266』p.50-51。〕、音楽漫画が次々と映画化・ドラマ化されるなど、ヒット作が多くなりつつあり、同時にこの漫画とその映像化がクラシック音楽に触れる大きな契機となる状況が展開されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「音楽漫画」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|