|
飾磨(しかま)は、姫路市南部の地区。 狭義では山陽電鉄飾磨駅周辺を指すが、広域地名「飾磨区」をも指し、その範囲は市川東岸の妻鹿地区も含むかなり広大なものである。地元で単に「飾磨」と言った場合には狭義の飾磨を指すことが多く、妻鹿地区や英賀地区は通常「飾磨」とは認識されない(以下、「飾磨」は区中心部を指す表現として用い、広域地名「飾磨区」については「飾磨区」と記す。姫路市の「区」については、姫路市の「区」を参照のこと)。 飾磨は姫路市南部における中心地的役割を持つ。臨海部に山陽特殊製鋼などの大規模工場が並び、播磨臨海工業地帯の有力な一角だったが、近年第二次産業面では衰退し、イオンモール姫路リバーシティーなどの大規模小売店舗で巻き返しを図っている。また播磨灘に面する姫路港(飾磨港)は小豆島や家島諸島への連絡口であり、特定重要港湾に指定されている。 == 地理 == * 飾磨区は市川下流西岸と夢前川下流東岸に挟まれた一帯で、周縁の一部を除いては平坦である。姫路市街を貫いてきた船場川が、飾磨西部を南流する(イオンモール姫路リバーシティーの名は船場川に因む)。また飾磨区中東部には野田川(上流部は外堀川/三左衛門堀)が、やはり南流して姫路港へ注ぐ。 * 夢前川を挟んで西側で広畑区と向き合うが、飾磨区北縁や飾磨区東縁では非区部との境目が曖昧である。 * 飾磨区中心部を国道250号(浜国道)が東西に走り、また北方の姫路市中心部などから駅南大路や兵庫県道62号姫路港線(産業道路)など数本の道路が南下してくるが、飾磨中心部は昔ながらの狭い道が錯綜する街並となっている。南方は播磨灘に面するが、海岸線のほぼ全てが工場地帯であり、海に面しているとの感じはあまりしない。 * 飾磨区北縁部には姫路バイパスの姫路南ランプ及び市川ランプがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飾磨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|