|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 二 : [に] 1. (num) two ・ 二度 : [にど] 【名詞】 1. (1) two times 2. (2) two degrees ・ 度 : [ど] 1. (n,n-suf) (1) degree (angle, temperature, scale, 2. (2) counter for occurrences 3. times 4. (3) strength (of alcohol) 5. (4) (uk) (pref) very 6. totally ・ 死 : [し] 1. (n,n-suf) death 2. decease ・ 死ぬ : [しぬ] 1. (v5n) to die
『007は二度死ぬ』(ゼロゼロセブンはにどしぬ〔公開時。その後「007」は日本でも原語とおなじように「ダブルオーセブン」と読むようになったが、当時は「ゼロゼロセブン」と読んでいた(シリーズ第7作『007 ダイヤモンドは永遠に』頃まで)。本作でも劇中でタイガーがボンドのことを「ゼロゼロ」と呼んでいる。〕、''You Only Live Twice'')は、イアン・フレミングの長編小説『007』シリーズ第11作。また、1967年公開の『007』シリーズ映画第5作。ユナイテッド・アーティスツ提供。 == 小説 == イアン・フレミングの小説『007』シリーズ長編第11作(単行本としては12冊め)。1964年にジョナサン・ケープより出版された。原題はフレミングが来日した際に「松尾芭蕉の俳句にならって〔“after Basho” – You Only Live Twice epigraph〕」詠んでみたという英文俳句〔Haiku in English〕「人は二度しか生きることがない、この世に生を受けた時、そして死に臨む時」〔英語原文:“You only live twice: Once when you're born, And once when you look death in the face.” – You Only Live Twice epigraph〕に由来する。また英語の慣用句「You Only Live Once(人生は一度っきり)」のもじりである。日本でも同年に『007号は二度死ぬ』のタイトルで早川書房から井上一夫訳によりハヤカワ・ポケット・ミステリで発売された(早川書房版、井上一夫訳では「人生は二度しか無い。生まれた時と死に直面した時と」。タイガー田中曰く、「字余りだがよくできている。今の君の心境かね?」、ボンド「たぶんね」、と不愛想に応えている)。イアン・フレミングの生前に出版されたものとしては、最後の作品である(フレミングは次作であり遺作となった小説「黄金の銃をもつ男」の校正中に心臓麻痺で死亡した)。 007研究家として名高いジョン・ピアースンによれば、作中でボンドは日本人の海女キッシー鈴木との間に子供を授かっており、ピアースンはその名を鈴木ボンドと仮想した。フレミングの死後に訳者の井上一夫がこの鈴木ボンドを主人公とし、香港を舞台に活躍するパスティーシュ作品(本人によると『贋作』)を書いた。しかしフレミングの遺族から「パスティーシュを差しとめる法律は今のところ見当たらないが、当方も同じ企画を考えているのでやめてほしい」との連絡を受け、中断した。このときの遺族側の『企画』とは、キングスリイ・エイミスがロバート・マーカムの名で書いた『007/孫大佐』のことだろうと井上は推測している〔創元推理文庫版の巻末訳者解説による〕。また、松岡圭祐によるミステリー小説『万能鑑定士Qの推理劇』第2巻で、この原作におけるボンドの息子の存在について触れている。同作はフレミングの幻の遺作『See London and die』が発見され、ボンドが息子に会うため来日する内容だったとするフィクションである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「007は二度死ぬ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|