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094型原子力潜水艦とは、中国海軍が運用する弾道ミサイル原子力潜水艦。NATOコードは晋級。 == 解説 == 093型原子力潜水艦(商級)の船体を延長し潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した潜水艦であり〔戦略原潜「晋」型,小林正男,世界の艦船,2014年6月号,P82-83〕、旧式かつ1隻の建造に留まった夏型原子力潜水艦に代わり、核抑止力確保のための弾道ミサイル搭載原子力潜水艦である。 1番艦は(407号艦:長征7号)遼寧省の葫蘆島造船所で2004年に進水、2番艦(408号艦:長征8号)も進水済みである。就役時期は1番艦が2008年頃、2番艦が2010年頃と推測されていたが、平成22年度防衛白書においても、その就役は確認されていない。ただし、2014年時点では3隻が就役し、後続艦も建造が続いている〔。 「博客口碑評論」によると本艦はロシアのルビーン海洋研究所の技術協力を得て建造されており、それだけでなく中国では、次世代原子力潜水艦開発のためのノウハウを得るために、ロシアに13回に渡って技術者チームを派遣しており、1997年から1998年の一年間だけでロシアに14回に渡り軍の人員を派遣し、新型潜水艦の操作方法の学習を行わせている。 12基の巨浪二型(JL-2)(射程8,000km以上)を運用可能で、生残性と即応性が大幅に向上したとされている。また、ゴルフ級通常動力潜水艦によって、JL-2の最初の試射は2002年8月に行われた〔阿部純一『第二砲兵部隊と核ミサイル戦力』 「中国をめぐる安全保障」収録 ミネルヴァ書房 2007年 ISBN 978-4623048595〕。これは水中発射で到達射程は6,000kmであった。二回目の試射は2003年に、3回目の試射は2004年8月に実施された。『世界の艦船』2008年2月号によれば、まだ本艦を用いた実験が成功したという情報はない。 2008年版防衛白書には、中国の新たな核戦力として「射程約8000キロの弾道ミサイル搭載の新型原潜の建造が行われているとみられる」と記述された。2010年時点のアメリカ国防総省の推測では、搭載予定のSLBM巨浪二型(JL-2)の開発が不調であることもあいまって、2015年までの戦力化には疑問を呈していた〔中華人民共和国に関する軍事・安全保障情勢2010(Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2010) P34 〕。2013年5月6日公表のアメリカ国防総省の報告〔Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2013 〕では、JL-2は2012年の好調な試験結果を受けて、2013年に初期作戦能力を獲得するものとみており、また、後継の096型の登場までに、094型は5隻程度を建造すると予想している。 ただし、アメリカ海軍では094型の静粛性は高くないと推測しており、秘匿性に問題があるとしている〔。 2014年2月、海南島の亜竜湾海軍基地(榆林海軍基地)に3隻の094型原子力潜水艦が結集していることが報道された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「094型原子力潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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