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1,5-アンヒドログルシトール : ウィキペディア日本語版
1,5-アンヒドロ-D-グルシトール[15あんひどろでぃーぐるしとーる]

1,5-アンヒドロ-D-グルシトール又は1,5-アンヒドログルシトール又は1,5-AGとは、天然に存在する単糖類の1種であり、殆ど全ての食品中に含有されている。ヒトの血中にも一定量存在するが、尿糖が出現する(尿中にグルコースが排泄される)ような高血糖状態(凡そ180mg/dL以上)では尿中に排泄されて血中1,5-AG濃度が減少する。1,5-AGはヘモグロビンA1c濃度が正常値又はそれに近い値を示す患者でも直近数日間の高血糖を検出できる。高血糖でない状態が2〜4週間継続すると、正常値に戻るとされる。
== 歴史 ==
1981年、赤沼らは糖尿病患者の血中1,5-AG濃度が低いことを初めて示した。この血中1,5-AG低値は1983年にインスリン投与を受けていない初期の糖尿病患者で再確認された。更なる研究で、薬物療法で血糖値を下げている患者では1,5-AG濃度が低下していない事も確かめられた。2003年、1,5-AG濃度が短期間の血糖値モニタリングに利用できることが示された。2006年、日本化薬はGlycoMarkを開発し、ヘモグロビンA1cが同程度の患者でも食後血糖値の上昇度が異なるケース(持続的血糖モニタリングで異なるプロファイルを示す患者)を1,5-AGで識別できる事を示した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「1,5-アンヒドロ-D-グルシトール」の詳細全文を読む



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