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11年式軽機関銃 : ウィキペディア日本語版
十一年式軽機関銃[じゅういちねんしきけいきかんじゅう]

十一年式軽機関銃(じゅういちねんしきけいきかんじゅう)は、大日本帝国1910年代から1920年代前期にかけて開発・採用された軽機関銃日本軍が初めて制式採用した軽機関銃であり、1941年(昭和16年)までに計約29,000挺が生産された。
== 開発経緯 ==
歴史上初めて機関銃が本格的に使用された近代戦は日露戦争であり、日本軍は保式機関砲を、ロシア軍マキシム機関銃を配備して戦った。この日露戦争において、日本軍は巧みに配置されたロシア軍の防御陣地に苦戦し、歩兵の攻撃前進や突撃が封じ込まれ大損害を蒙った。
当時の機関銃は大型大重量で、要塞塹壕など陣地に固定して用いる防御兵器の色合いが強く、小銃を使用する歩兵と共に速やかに移動することは困難であり、また機関銃を使用した戦術や機関銃に対抗する戦術もまだ確立されていなかった為に、日露戦争初期の段階では日本軍は機関銃を有効に活用することができず、旅順攻囲戦旅順要塞)などロシア軍側の機関銃の戦果ばかりが目立つ結果となってしまった。
その後、日本軍は三八式機関銃三年式機関銃を開発し、機関銃の国産化に成功するが、これらも大型大重量で運用するには何人もの兵士を必要とした。
機関銃を歩兵と共に行動できる攻撃的兵器として運用する為には、大幅に小型軽量化する必要があった。当時、第一次世界大戦の欧州戦場ではそうした運用に適する「軽量機関銃」が既にいくつか登場してきており、日本でも軽量な機関銃の開発が進められる事となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「十一年式軽機関銃」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 11 light machine gun 」があります。



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