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13500トン型護衛艦 : ウィキペディア日本語版 | ひゅうが型護衛艦[ひゅうががたごえいかん]
ひゅうが型護衛艦(ひゅうががたごえいかん、)は、海上自衛隊が運用するヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の艦級。 海上自衛隊初の全通甲板型護衛艦であり、いずも型(22/24DDH)のベースともなっている。 == 概要 == 全通甲板の船型から事実上のヘリ空母として言及される場合もあるが、公式には前任のはるな型(43/45DDH)を踏襲し、ひゅうが型も「ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)」とされている。高度な指揮統制能力と合わせて、対潜・対空ミサイルを発射できる垂直発射システムと新開発のC4ISTARシステムにより艦自身が強力な対潜・対空戦闘能力を備えており、航空機運用に特化した航空母艦ではなく、自前の装備で対潜戦などを行える護衛艦としての機能も重要視されている。この点が最低限の自衛用の近接防空ミサイルや高性能20mm機関砲のみを搭載し、ヘリコプター運用に特化したいずも型DDHと大きく異なることの一つである。 広大な全通甲板と大きな船体容積によって、多数のヘリコプターを同時運用する能力を備えている。これにより、従来のヘリコプター搭載護衛艦よりも優れたゾーン対潜戦能力を実現するとともに、輸送ヘリコプターや救難ヘリコプターにも対応できることから、災害派遣や国際平和活動など戦争以外の軍事作戦、水陸両用作戦の支援など多彩な任務に対応する。 船体規模が従来の軽空母や強襲揚陸艦の一部を上回ることから、ハリアーのようなSTOVL型の戦闘機を運用する軽空母と比較されることもあるが、防衛省はひゅうが型における固定翼機運用については公式に発表しておらず、また、元自衛艦隊司令官の香田洋二は、空母とはまったく本質を異にする艦であるとしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひゅうが型護衛艦」の詳細全文を読む
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