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1971年のロードレース世界選手権 : ウィキペディア日本語版 | 1971年のロードレース世界選手権[1971ねんのろーどれーすせかいせんしゅけん]
1971年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第23回大会である。5月にオーストリアのザルツブルクリンクで開幕し、ハラマ・サーキットで開催された最終戦スペインGPまで、全12戦で争われた。 == シーズン概要 == フランスGPとユーゴスラビアGPがカレンダーから外れ、代わりにオーストリアGPが新たに加わりスウェーデンGPが10年ぶりに復帰して、この年も前年と同じく全12戦となった。 相変わらずMVアグスタとジャコモ・アゴスチーニによる大排気量クラスの支配は続いていたが、日本メーカーの2ストローク市販マシンの台頭はMVアグスタにとって無視できないものになりつつあった。レース活動の原動力だったアグスタ伯爵をこの年の2月に亡くしたMVアグスタだがグランプリ活動の継続を決定し、3気筒マシンを更にパワーアップさせる一方でシーズン終盤の地元イタリアGPでは次期主力となる新たな4気筒マシンをデビューさせている〔『二輪グランプリ60年史』(p.98 - p.99)〕。しかし、350ccクラスではアゴスチーニに続くランキング上位のほとんどをヤマハのマシンに乗るライダーが占め、MVアグスタが出場しなかったレースという条件付きながら2ストロークのマシンが500ccクラスでの初勝利を記録するなど、2ストロークの波が確実に大排気量クラスにも迫っていることを感じさせるシーズンとなった〔『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(p.84)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1971年のロードレース世界選手権」の詳細全文を読む
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