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1971年の日本の女性史(1971ねんのにほんのじょせいし)は、1971年(昭和46年)の日本における女性に関するできごとを時系列的に挙げる。参考文献は日本の女性史年表を参照のこと。 :本項目は歴史研究としての女性史ではなく、日本における女性に関するできごとをある体系に基づいて述べようとするものではない。 == 1-3月 == * 1月11日 日本婦人会議・総評主婦の会、米の物価統制令適用除外反対を食糧庁へ申し入れ 2月8日 母親連絡会、抗議 2月15日 新婦人、反対の署名運動・ビラまき * 1月18日 日本キリスト教婦人矯風会、靖国神社法案に反対・抗議 * 1月30日 全国婦人のつどい、地婦連など7団体主催、再販商品ボイコット運動申合わせ 2月13日 地婦連、ボイコット再販商品メーカーを公表 * 2月1日 東邦亜鉛安中工場の女子従業員の自殺遺体から世界最高濃度のカドミウム検出 *: 安中公害訴訟におけるイタイイタイ病と判明している。 * 2月18-19日 第7回内職大会、総評主婦の会主催、家内労働法施行に伴う家内労働手帳の交付について討議 * 2月24日 名古屋地方裁判所、帝国興信所(現・帝国データバンク)賃金請求控訴事件で、生理休暇の賃金カットは違法の判決。就業規則は1生理周期ごとに1日の有給生理休暇を与えることを規定していると解して、賃金カット分の支払いを命じる判決 1973年10月25日 名古屋高等裁判所も同趣旨の判決 * 2月- 石川達三、週刊誌『サンデー毎日』に「婦人参政権亡国論」を発表、女には投票権は不要、被選挙権だけは残せ等と主張。会田雄次が石川を支持、同誌に「ゴシップと大根の女は地方選挙だけでよい」。田辺聖子が反論「スカタンだらけの男がなにをヌカす」を同誌に発表 * 2月- 東京瓦斯、婦人検針員制度を採用 * 3月3日 富士山麓を侵略戦争に使わず、牧場や平和のために解放しようと婦人連絡会発足、総評主婦の会など6団体呼びかけ * 3月6-7日 第16回はたらく婦人の中央集会、総評・中立労連系、「婦人労働者を労働組合に結集し婦人の働く権利を確立しよう」等 この年より、分科会テーマに公害問題追加 * 3月8日 国際婦人デーの中央集会、労働基準法改悪阻止、高物価・重税・公害反対、教育・文化・マスコミ・司法の反動化、軍国主義反対などをかかげる。 * 3月16日-5月26日 「女の自立をめぐって」連続シンポジウム、婦人民主クラブ主催 * 3月18日 盛岡地方裁判所、「女子事務員の定年を31歳、男子職員55歳と差別する就業規則は民法90条に反し無効」と判決、岩手県経済連(現:全農岩手県本部)の職員 * 3月20日 衆議院予算委員会で民社党代議士萩原幽香子、妻の贈与税適用廃止など民法上の "妻の座"向上を訴える * 3月24日 主婦連、新聞代の値上げ分不払い運動推進を決定 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1971年の日本の女性史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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