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1972年ドイツ連邦議会選挙 : ウィキペディア日本語版 | 1972年ドイツ連邦議会選挙[1976ねん どいつ れんぽうぎかい せんきょ]
1972年ドイツ連邦議会選挙(1976ねん ドイツ れんぽうぎかい せんきょ)は、ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)の下院に該当するドイツ連邦議会(Deutscher Bundestag)の議員を選出するため1972年11月に行われた選挙である。
==概要== 1969年に発足したブラント政権の下で行われた総選挙である。69年の総選挙の結果、SPDはCDU/CSUに次ぐ第2党であったが第3党で中道政党のFDPとの連立でブラント政権が発足した。しかし、CDU/CSUとの議席差は12議席、連邦議会の過半数をわずか6議席しか上回っておらず、同政権が進めてきた東方外交に反発した与党議員が野党CDU/CSUに鞍替えしたことで、連邦議会内の与野党勢力比が野党優位になり、CDU/CSUによる建設的不信任(1972年4月27日に否決)が提案されるなど、政権運営に支障が出るようになった。この状況を打開すべく、議会を解散させるために信任動議を提出し、野党の反対多数で「否決」されたことで、議会を解散して行われた初めてのケースとなった〔ドイツにおける連邦議会の解散権は、連邦大統領が有しており、解散権行使は信任動議が否決されたときなどに限定されているため、基本的に連邦議会の議員は4年の任期を全うするのが通常である。〕。 : この選挙では、ブラント首相が進める東方政策への賛否と、同首相に対する信任が大きな争点となった。
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