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1996年チェコ議会下院選挙(-ねんチェコぎかいかいんせんきょ)は、中欧地域に位置するチェコ共和国における立法府下院である代議院を構成する議員を選出するため1996年5月から6月にかけて行われた選挙である。1993年のチェコスロバキア共和国の連邦解体(ビロード離婚)で、チェコが独立してから初めての下院選挙となった(それまでは、連邦時代にチェコ共和国の地方議会として設置されていたチェコ国民評議会が暫定的な下院となっていた)。 ==選挙制度== 定数:200議席 *制度:比例代表制 *拘束名簿式。但し、有権者は候補者名簿に記載されている候補者の内、4名まで選択して投票することが可能(選好投票)。総投票数の内、10%以上を得た候補は名簿一位に移動する。議席配分は変更された候補者名簿に基づいて実施される。 *議席配分は、ハーゲンバッハ・ビショップ方式で行われる。 *第1段階:選挙区毎にハーゲンバッハ・ビショップ方式で集計し、議席配分をする。 *第2段階:第1段階で使用されなかった各党の得票を集め、全国1選挙区で集計する。そして、第1段階と同一方式で残りの議席を配分 *選挙区:全国を八つの選挙区に分割し、200議席を各選挙区に配分。 *阻止条項:有効得票5%以上。複数の政党による連合名簿に対しては、全国集計で5%以上の得票を得た政党のみに議席配分。複数政党による連合名簿に対しては、2政党の場合で7%、3政党で9%、4政党以上では11%以上と、より阻止条項ラインを高くしている。 *選挙権:18歳以上 *被選挙権:21歳以上 :参考:チェコ(選挙制度)下院選挙-1995年 (2010年5月1日閲覧)。中東欧・旧ソ連諸国の選挙データ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1996年チェコ議会下院選挙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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