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1×8いこうよ : ウィキペディア日本語版
1×8いこうよ![いっぱちいこうよ]

1×8いこうよ!(いっぱちいこうよ)』は、札幌テレビ放送 (STV)制作で日本テレビ系列を中心とする日本の一部テレビ局とビデオ・オン・デマンドで放送・配信している大泉洋が主演のバラエティ番組である。主に社会問題から着想を得た企画を主題とするドキュメントバラエティ
== 概要 ==
STVでの番組放送開始は2000年1月9日。同放送時間は日本標準時(JST)日曜日16時55分 - 17時25分(番組放送スタート当初からの1年間は日曜日昼間の13時00分 - 13時30分)である。2007年7月8日からハイビジョン放送(後述)。『釣〜りんぐ北海道』が放送されていた2008年3月までは「STV日曜日夕方の2大バラエティ」と称されていたこともある。
番組ではYOYO'Sというコンビで、大泉洋と札幌テレビ放送アナウンサーの木村洋二が出演している。2005年の木村の誕生日に木村が「(大泉と)対決」と言ったことから、YOYO'Sの2人の仲が悪くなり対決企画もたびたび行われた。もちろん、これはネタである。
番組開始当初は「YOYO'Sのピカピカスピカバラエティ・1×8いこうよ!」というタイトルだった。1×8とは、番組を製作している札幌テレビ放送本社の隣設イベントホール「札幌メディアパークSpica」(現在閉鎖)の所在地が北海道札幌市中央区1条西8丁目であることに加え、「イチバチかやってみよう」という意味合いも込められている。
ナレーターはSTVアナウンサーの永井公彦と林美玖が務めている。初期の頃は現在はフリーの桐田咲智代が、2009年3月までは急式裕美、2010年3月まで山藤美智、2015年までは松下祐貴子大家彩香がアシスタントおよびナレーターとして出演していた。また、永井の代わりに宮永真幸森中慎也が務めることもある。
2004年10月2日には『TVおじゃマンボウ』の中で、ものまねタレントのホリが仕切るコーナー「おじゃま刑事(デカ)」の第1回目でYOYO'Sが取り上げられた。ホリはこの時木村のものまねを習得し、YOYO'Sから天才と称される。同年12月に行われた「番組5周年記念リクエスト」では、2002年2月に放送され安田顕も出演していた、ペーパードライバー木村洋二が冬道ドライブする企画「理想のマイカー」が1位に輝いた。
ラジオで毒舌キャラクターとして知られている木村が大泉に対してぼやく時には、木村火山噴火とテロップが出る。
2000年から2004年まで毎年8月の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』で大泉がメインを狙っている様子を、大泉とは別目線から放送していたが、2005年以降はドラマ撮影や舞台などのスケジュール多忙により大泉は24時間テレビに出演していない。なお、2003年の24時間テレビ「サライ」大合唱ではSTVに画面が切り替わったときからYOYO'Sの手前までは大画面だったが、YOYO'Sのところで一瞬画面から消えて右下のワイプに切り替わった。後日の傑作選で大泉がこのシーンについて「今のいいタイミングだね」と笑いながら振り返っていた。なお、映像を選ぶ権利は日本テレビにあるため、その年の24時間マラソンランナーだった山田花子の走るシーンが優先するため画面を切り替えた。翌年の「サライ」大合唱はSTVに画面が切り替わったときにはすでに右下のワイプからの登場だった。
各都道府県の日本テレビ系列局、独立UHF局での番組販売ネットも行われ、現在では『水曜どうでしょう』と並ぶ北海道の有名ローカル番組となっている。2005年10月15日には、STVと東北6県とのブロックネットで特別番組『大泉洋プレゼンツ 地タレ?大集合ふるさと大好き宣言!』が放送された。
番組では毎年、オリジナルのカレンダーを製作・販売している。これは1年間のロケ写真から選ばれた画像を使用している。(50cm×36cm、各月1枚+表紙1枚の計13枚)
2007年7月8日(1×8シニア野球団の途中)から、ハイビジョン制作とステレオ放送を実施、さらに2010年5月9日(1×8北海万博初回)からアナログ放送はレターボックス16:9化された。北海道外のネット局でも逐次放送されている。
2007年7月には、同番組の名場面を集めたDVDが発売され、これ以降も数作品発売されている(後述)。
番組内で、滑稽な場面で使われるリズミカルな曲は、テレビアニメ『うる星やつら』のBGMである。
当番組開始前、大泉は北海道テレビ制作の深夜番組『鈴井の巣』(1999年4月 - 2001年3月)の企画「視聴率10%突破記念!バカでHの大打ち上げパーティー・二次会」の中で、「俺の夢はW洋ちゃんなんだよ!」「やっぱり北海道の洋ちゃんといえばまだまだ木村洋二なんだよ!」と発言していた。大泉のこの発言は、およそ半年で叶えられたことになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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