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2-メチル-6-ニトロ安息香酸無水物 : ウィキペディア日本語版 | 2-メチル-6-ニトロ安息香酸無水物[2-めちる-6-にとろあんそくこうさんむすいぶつ]
2-メチル-6-ニトロ安息香酸無水物(2-メチル-6-ニトロあんそくこうさんむすいぶつ、2-methyl-6-nitrobenzoic anhydride 略称:MNBA)とは、2-メチル-6-ニトロ安息香酸が分子間で脱水縮合した構造で、椎名試薬とも呼ばれる縮合剤である。 2002年、椎名勇らが開発した。山口ラクトン化反応よりも温和な条件下で反応を進行させることができるため、使用例が増えている。 == 概要 == ヒドロキシカルボン酸から分子内閉環にて中・大員環ラクトンを形成する合成反応(椎名ラクトン化反応)に用いられる。反応は室温で塩基性および中性条件下で進行する。マクロラクトン化だけでなく、エステル化にも利用可能。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2-メチル-6-ニトロ安息香酸無水物」の詳細全文を読む
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