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2001年J2最終節 : ウィキペディア日本語版
2001年J2最終節[2001ねん]
2001年J2最終節(2001ねん・J2・さいしゅうせつ)では、2001年11月18日に行われた日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ディビジョン2 (J2)最終節(第44節)のことを記す。本項では特に、2位以内となりJリーグ ディビジョン1 (J1)昇格の可能性を残したモンテディオ山形ベガルタ仙台大分トリニータの3チームの試合について記す。
なお、正式には「J2からJ1への昇格」はリーグ終了後のJリーグ理事会での協議で決定するが、2013年までに成績条件を満たしたクラブが理事会でJ1昇格が否決されたケースがないため、便宜上「J2で2位以内(成績条件)=J1昇格」として扱うものとする。
== 最終戦までの経緯 ==
二部制導入3シーズン目となった2001年のJ2は、前シーズンのJ1年間成績下位2チームの京都パープルサンガ川崎フロンターレ前年の日本フットボールリーグ (JFL) 優勝により昇格した横浜FCを加えた12チームによる4回戦総当たり(各チーム44試合・全44節)により行われた。
J1への昇格争いは、降格した京都、川崎、前シーズン及び前々シーズンと2年続けてを勝ち点差1により昇格を逃した大分の3チームが中心となると見られていた。
大分は元ベルギー代表ロレンツォ・スターレンスを獲得するなど戦力補強を行い、3年越しのJ1昇格を目指したものの開幕から思うように勝てず、第11節でモンテディオ山形に敗れると石崎信弘監督が解任された。後任には小林伸二が昇格したが監督交代後も苦戦が続いた。
シーズン中盤までは元コンサドーレ札幌フォワードバルデスを補強した大宮アルディージャが一歩抜け出し、一時は2位の京都に勝点8差を付けた。しかし、バルデスはパナマ代表の試合で故障、さらにもう一人の得点源、ジョルジーニョも怪我で戦線離脱、共にシーズン絶望の大怪我。得点源を失った大宮は一気に失速した。
代わって京都が首位に立ち40節までその座を保ち続けたが第41節で横浜FCに勝利した仙台が6試合負けなし(5勝1分)で首位に立ち、初のJ1昇格に向けて大きく前進したが、第42節のヴァンフォーレ甲府、第43節のサガン鳥栖と下位2チームに連敗。その間に京都は白星を重ね、第43節の湘南ベルマーレ戦に勝利したことにより京都のJ2優勝およびJ1昇格が決まった。さらに連敗の仙台に代わって山形が仙台と同勝点ながら得失点差で2位となり、仙台は3位に後退。大分は終盤で3連勝したことで辛うじて昇格の可能性を残し、43節終了時点でJ1昇格の可能性があるチームは山形・仙台・大分の3チームに絞られた。
当時の勝ち点は「90分勝ち:3、延長(Vゴール)勝ち:2、引き分け:1」であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「2001年J2最終節」の詳細全文を読む



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