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2011年奈良県知事選挙 : ウィキペディア日本語版 | 2011年奈良県知事選挙[2011ねんならけんちじせんきょ]
2011年奈良県知事選挙(2011ねんならけんちじせんきょ)は、2011年(平成23年)4月10日に執行された奈良県知事を選出するための選挙。第17回統一地方選挙の日程で行われた。 == 概要 == 現職の荒井正吾の任期満了に伴う知事選挙。現職の荒井が、前年10月に再選を目指し出馬を表明。その後、共産党推薦で北野重一が立候補を表明し、前回と同じ構図による一騎打ちの公算が高まった。 そんな中、選挙戦が大きく動いたのが告示の僅か2日前。前年末に民主党県連から本命候補として出馬を要請され、それを辞退していた県医師連会長の塩見俊次が突如無所属での出馬を表明した。塩見は、府県の枠を超えた行政組織「関西広域連合」への加盟を主張し、争点に急浮上〔。同連合には、近畿地方で唯一、奈良県だけが参加しておらず、塩見は加盟を見送ってきた荒井を痛烈に批判。前々から同県に対し加盟を推進し続け、荒井との対立を深めていた橋下徹大阪府知事は塩見を支援する方針を打ち出し、選挙戦は一転、無所属3氏による混戦模様となった。 各党の対応は、共産党が党推薦候補として北野を擁立。前回知事選では荒井を推薦した自民・公明両党は、今回の知事選で荒井が「無党派」を掲げたため、推薦から支援に切り替えた〔。政権与党の民主党は、上記にもあるように県医師連の塩見に党からの出馬を要請したが断られ、擁立作業は難航。最終的に、前回と同様に自主投票とすることを決めた。
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