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2012年大韓民国大統領選挙 : ウィキペディア日本語版 | 2012年大韓民国大統領選挙[2012ねんだいかんみんこくだいとうりょうせんきょ]
2012年大韓民国大統領選挙(2012ねんだいかんみんこくだいとうりょうせんきょ)は、韓国の元首である大韓民国大統領を選出するために行われた選挙で、2012年12月19日に投開票が行われた。1948年8月の初代大統領選挙から数えて18回目となる選挙であるが、韓国では「第○回」では無く「第○代」と数える。 == 概要 == 大統領の任期5年が満了することに伴い実施される選挙である。現行の大韓民国憲法では大統領の再任は禁止されており、新人同士による争いとなっている。今回の選挙から在外国民による海外投票(在外投票)、船上からの投票(洋上投票)も可能となった。大統領選挙では慶尚南道知事補欠選挙とソウル特別市教育監再選挙など26の再補選も同時実施された。 選挙の構図は当初、与党・セヌリ党の朴槿恵、最大野党・民主統合党(以下、民主党)の文在寅、若年層や無党派層から高い支持を受けている無所属の安哲秀による三つ巴の構図となった。その後、11月に文と安の両者は一本化することで合意し協議が開始されたが、一本化の方法を巡って両者の溝が埋まらなかった。しかし、候補登録締切を三日後に控えた23日に安が立候補辞退を表明したことで、選挙戦は与党セヌリ党の朴槿恵と野党統一候補となる民主党の文在寅による事実上の一騎打ちとなった。そのため、立候補辞退をした安の支持層が朴と文のどちらを支持するかが、選挙動向を大きく左右した。選挙の結果、朴槿恵が文在寅に108万票余の差をつけて当選。韓国憲政史上初めて女性大統領が誕生することとなった。
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