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ダブル・ベース・ドラム
ダブル・ベース・ドラム()とは音楽(主にポピュラー音楽)においてバスドラムが2個セッティングされたドラムセットやその状態、または、それを用いた演奏技法を指す。省略してツー・バスとも呼ばれる。 == 概要 == ツー・バスは主にハードロックやヘヴィメタルで使用され、特に速いテンポが特徴のスラッシュメタルや、ブラストビートを多用するデスメタルなどでは殆どがツー・バスである。だがそれらの音楽ジャンルのドラマーにも、樋口宗孝などの様にワンバスに拘りを持つドラマー、ジェイソン・ルロなどの様にツインペダルを使うドラマー、ニコ・マクブレインの様にワンバスでツー・バス並みのプレイをするドラマーもいる。ポップス界では使用される事が多いとは言えず、またドラムマシンや打ち込みを多用し、生ドラムを使用すること自体が希であるテクノ・ミュージックでは用いられる事は少ないが、解凍期P-MODELにおける藤井ヤスチカなど、少なからずツー・バスセッティングを行うドラマーは存在する。 主にツー・バスを使用する目的は「ワンバスでは不可能な連打を可能にするため」や「それぞれ違う口径の物を使用し、対応力を高めるため」などがある。また、前者はツインペダルという特殊なペダルを使用することで実現が可能である。特例として「ワンバスであっても演奏可能だが、ツー・バスを使用することでより正確さを高めるため」という理由もある。 ワンバスの場合、バスドラムを正面にセットすることが多いが、ツー・バスのセッティング形体はバスドラムを八の字型にセットすることが一般的である。また、近年では、「ツー・バスは場所をとる」、「大きなバスドラムを2個並べると、タムの位置が高くなり、手が届かなくなる」など諸々の理由でツー・バスからワンバスのツインペダルに転向するドラマーも増えてきている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダブル・ベース・ドラム」の詳細全文を読む
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