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二重8の字結び[ふたえはちのじむすび]
二重8の字結び(ふたえはちのじむすび/にじゅうはちのじむすび〔『結びのテクニック』『ロープの結び方』の索引では「ふたえはちのじむすび」、『暮らしに役立つひもとロープの結び方』の索引では「にじゅうはちのじむすび」として掲載されている。〕、Figure-eight loop)とは、ロープの中ほどに大きさの変わらない輪をつくる結び方。 クリフォード・アシュリーによって紹介された結びで、フレミッシュ・ループ(Flemish loop)ともいう〔『結びのテクニック』89頁。〕〔『ロープの結び方』46頁。〕。ダブル・フィギュア・エイト・ノットと呼ぶこともある〔例えば『アウトドア・ロープテクニック』がそうである。〕。 ==結び方== ロープを2つ折りにした状態で、1本のロープだと思って8の字結びを施す。すると1本のロープで8の字結びをつくった場合の片端の部分にあたるところが(二重にしたロープを使ったことにより)ループとなっているので、ロープの中ほどに輪をつくったことになる。このほか、いったんロープの中ほどに普通に8の字結びをつくったあと、つくった結び目の跡を逆から辿るように動端を動かして二重8の字結びにすることもでき〔『アウトドア・ロープテクニック』150頁・154-155頁。〕、切れ目の無い輪などにループを通したいとき(閉鎖芯)はこの方法で結ぶことになる〔。動端に止め結びを施しておくか結び目の中に入れてしまうとほどけにくくなる〔『結びのテクニック』88頁。〕。 止め結びと二重止め結びの関係が、8の字結び目と二重8の字結び目の関係に対応していることになる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二重8の字結び」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Figure-eight loop 」があります。
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