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3-キヌクリジニルベンジラート : ウィキペディア日本語版 | 3-キヌクリジニルベンジラート[3-]
3-キヌクリジニルベンジラート (3-Quinuclidinyl benzilate) はBZガスとも称される無力化ガスの一種である〔公益財団法人 日本中毒情報センター 化学テロ・化学災害対応体制(概要) P6 〕〔無能力化剤(Incapacitants、 Incapacitating Agent) 国立医薬品食品衛生研究所 〕。名称のうち「ベンジラート」はベンジル酸のエステルであることを示している。 常温では固体〔であるため、ガスとして散布する時には溶媒に溶かして使用する。 日本では化学兵器禁止法の第一種指定物質になっている。 == 作用 == 人体への作用はアトロピン、スコポラミン、ヒヨスチアミンと他のデリリアントに関連したグリコール酸の抗コリン作用によるものである。 ;末梢神経作用〔 :瞳孔散大、かすみ眼、口や皮膚の渇き、最初は心拍が速くなり、その後は正常もしくは遅くなる。 ;中枢神経作用〔 :幻覚、昏睡、物忘れ、混乱などさまざまな意識障害、運動失調症、失見当識
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「3-キヌクリジニルベンジラート」の詳細全文を読む
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