|
3000メートル競走()は、3000メートルを走るタイムを競う陸上競技のトラック種目である。 == 概要 == 本種目は基本的に中距離種目に分類されるが、中学生の大会や女子の場合、この種目を長距離種目として扱うこともある。競技会や関係者の間では3000m(3000メートル)や3000と略される場合がほとんどである。 競技場のトラックを7周と200m(7周半)走る。よってスタート位置はバックストレートの出口となる。なお比較的距離の長い種目なので全国未満の大会では予選・決勝とラウンドを分けずに複数の組をタイムで比較して順位付けされる場合(タイムレース)が多い。1組あたりの出場人数が多い場合はスタート後の混雑を避けるため、コースを4レーンより内側と5レーンより外側に分けて全体の約3分の1を外側前寄りからスタートさせてコーナーの出口で合流させる二段階スタートという方法が取られる。ちなみに陸上競技においては3000mと3kmは別物(前者はトラックレース、後者はロードレース)であり、年間ランキングなどでも別々に集計される。 なお、女子はアムステルダムオリンピックの800mでゴール後に選手が続々と倒れこんだことから(人見絹枝のエピソードの項を参照)、日本でも公式記録の公認は1975年と遅かった〔陸上競技マガジン1999年記録集計号327p〕。中学生男子や高校生女子の全国大会では最長距離種目として実施されるが、世界選手権や日本選手権で現在実施されることはない(かつては女子のみおこなわれていた)。一方で日本では中学駅伝の大半と高校駅伝の一部区間など駅伝で主に適用されている距離であるため、それらを見据えた記録会などでこの種目に積極的に取り組む選手も多くいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「3000メートル競走」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 3000 metres 」があります。 スポンサード リンク
|