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三年式機関銃[さんねんしききかんじゅう]
三年式機関銃(さんねんしききかんじゅう)は、1914年(大正3年)に制式化された、大日本帝国陸軍(以下陸軍という)の制式機関銃である。生産は当初東京砲兵工廠で行われ、後に東京瓦斯電気会社に生産委託、推定3000挺が作られた。大日本帝国海軍でも三年式機砲及び三年式機銃の名称で使用されていた。 == 開発経緯 == 陸軍はそれまで世界各国で評判のよかった機関銃「ホチキス機関銃」(陸軍では“保式機関砲”と呼んでいた)を改造、国産化した三八式機関銃を使用していた。 しかし銃身が過熱することにより銃身寿命が短いといった欠点があった。そのため明治末期に入ると銃身の冷却に水冷式を採用したが、野戦には不向き(冷却水の確保が困難及び重量増加)であるため放熱効果を高めた空冷式の機関銃開発に徐々に研究は移っていった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三年式機関銃」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 3 heavy machine gun 」があります。
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