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41平均律[しじゅういちへいきんりつ]
41平均律(しじゅういちへいきんりつ)は、41-tET, 41-EDO, 41-ET, とも略称され、オクターヴを41段の等間隔な(等しい周波数比)ステップに分割することにより得られる音律である。各ステップは、 ( ) の周波数比率、あるいは29.27セントで、七限界のコンマに近い音程である。41平均律はSchismatic temperament〔"Schismic Temperaments " , ''Intonation Information''.〕〔32805:32768を同音にする調律〕かつMiracle temperament〔"Lattices with Decimal Notation" , ''Intonation Information''.〕〔225:224、1029:1024および385:384を同時に調整できる調律〕と見做すことができる。完全五度が12平均律よりも純正音程に近い平均律として29平均律に次いで2番目に小さい平均律である。 == 歴史 ==
41平均律は19平均律や31平均律ほどは、幅広く用いられていない。ピアニストでエンジニアのパウル・フォン・ヤンコがピアノの調律に用いており、デン・ハーグのGemeentemuseumに展示されている〔Dirk de Klerk "Equal Temperament" , ''Acta Musicologica'', Vol. 51, Fasc. 1 (Jan. - Jun., 1979), pp. 140-150〕。また、Tonal Plexus の鍵盤のレイアウト は41平均律を意識してデザインされている。41平均律はまた、オクターヴを基本としたボーレン-ピアース スケールの近似の一つとして見做すこともできる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「41平均律」の詳細全文を読む
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