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『428 〜封鎖された渋谷で〜』(よんにいはち 〜ふうさされたしぶやで〜〔428と書いてなんと読む|セガチュンプロジェクト 公式ブログ 『金のしおり』 〕)は、2008年12月4日にセガより発売されたWii用サウンドノベルゲーム。チュンソフト開発で、セガ×チュンソフトプロジェクト作品の1つ。 2009年9月にはスパイクよりPlayStation 3版およびPlayStation Portable版が、2011年11月にはチュンソフトよりiOS版(iPhone / iPod touch / iPad)版が発売。インターフェイスの改良や、PS3版はハイビジョン出力やリアル5.1チャンネルサラウンドに対応する。ゲーム本編中に追加要素はないものの、オフィシャルガイドブックに収録されているエピローグがスペシャルエピソードに追加されている。 廉価版は、2010年2月25日に「みんなのおすすめセレクション」としてWii版が、同年12月2日に「Spike The Best」としてPS3版、PSP版が発売されたほか、2011年3月にはPSPのダウンロード版が配信開始された。 CMキャッチコピーは「さらば、昨日までの渋谷」。 == 概要 == チュンソフトのサウンドノベルシリーズ。渋谷の街を舞台に繰り広げられるサスペンスである。渋谷が舞台、実写を使用、複数主人公制など『街 〜運命の交差点〜』との共通点が多いのも特徴で、内容に直接の関係はないが、同作の世界の10年後であることをほのめかす記述がいくつかある。なお、それぞれの主人公ごとに別々の物語が並列して進行していた『街 〜運命の交差点〜』とは違い、本作では主人公全てが同一の事件に関わっており、メインシナリオ全体で一つの物語となる構成となっている。 使用される画像は一部の動画を除いて静止画を基本とするが、この静止画は役者が実際に台詞を伴った演技を行う中で撮影された。当初、総監督のイシイジロウは静止画ゆえに撮影時の台詞は不要と考えていたが、撮影監督の毛利の提案により台詞を付けることとなった。撮影された静止画の総数は12万枚に上る。 ; ボーナスシナリオ : 2つのボーナスシナリオが収録されており、これらは特定の条件を満たしてメインシナリオを終了させることで閲覧できる。ボーナスシナリオのうち1つは『かまいたちの夜』シリーズのシナリオを手掛けた我孫子武丸が担当。もう1つは実写ではなくアニメ絵で構成されており、TYPE-MOONが制作を担当。ボーナスシナリオの世界観や設定にはメインシナリオとの繋がりはあるが、独立したストーリーとなっている。 ; スペシャルエピソード : ボーナスシナリオ以外にも「スペシャルエピソード」が複数収録されている。これらはメインシナリオ中に登場したサブキャラクターにスポットを当てたものであり、特定の条件を満たさないと閲覧できない。 ; 隠しシナリオ : ボーナスシナリオともスペシャルエピソードとも異なる隠しシナリオもいくつか存在している〔隠しシナリオの一つの作画にはチュンソフト最後の自社発売ソフトである『ホームランド』のイラストレーションを担当した有澤好洋も協力している有澤好洋自身のサイト aboutより。〕。これらはかなり複雑な条件を満たさねば閲覧できないものではあるが、本編の世界観と直接的に関係するストーリーではない。 ; その他 : 『週刊ファミ通』のインタビュームービー(予約特典のメイキングビデオ収録)ではプロデューサーである中村光一が「4月28日に起こった十時間の出来事を描く」、「『24 -TWENTY FOUR-』(テレビドラマ)のようなものが作りたかった」とコメントしている。 : なお、本作と『忌火起草』は、機種が決定していない段階でパソコン上で動く状態で開発を開始し、その後発売が決定した家庭用ゲーム機に移植するという手順で開発が行われている〔Wiiと奮闘した、チュンソフトクリエイター「コダワリ」の数々、『428~封鎖された渋谷で~』開発秘話 〕。そのため、Wii、PS3のモーションセンサーなど独自機能はあえて使用されていない。開発責任者であるイシイジロウはインタビューで「サウンドノベルというゲームは普通のコントローラーさえあればプレイできるものだと思っています」と語っている。ただし全く使用していないわけではなく、モーションセンサー機能を使用する(WiiではWiiリモコンのスピーカーも使用)変則的な隠しシナリオが存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「428 〜封鎖された渋谷で〜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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