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5000メートル競走()は、5000メートルを走るタイムを競う陸上競技のトラック種目で、長距離走に分類される。競技会や関係者の間では5000m(5000メートル)や5000と略される場合がほとんどである。 競技場のトラックを12周と200m(12周半)走る。よってスタート位置は3000メートル競走と同様のバックストレートの出口となる。長距離種目ではあるが持久力だけでなくレース終盤のスピードや戦略も要求される。 近年、特に男子では序盤からのスピードが求められる中距離走の要素が強くなっている。 なお比較的距離の長い種目なので全国未満の大会では予選・決勝とラウンドを分けずに複数の組をタイムで比較して順位付けされる場合(タイムレース)が多い。1組あたりの出場人数が多い場合はスタート時の混雑を避けるため、コースを4レーンより内側と5レーンより外側に分けて全体の約3分の1を外側前寄りからスタートさせてコーナーの出口で合流させる二段階スタートという方法が取られる。ちなみに陸上競技においては5000mと5kmは別物(前者はトラックレース、後者はロードレース)であり、年間ランキングなどでも別々に集計される。 == 現在の競技状況 == 現在、世界的にはエチオピアやケニアを筆頭にアフリカ勢が男女とも強く、欧州勢がそれを追う展開で、女子では(ドーピングの疑惑がありながらも)中国勢も上位入賞ができる力量をもっている。日本選手はオリンピックや世界選手権では男女とも8位入賞できれば上出来といったところのレベルであるが、1936年ベルリンオリンピックの村社講平と1996年アトランタオリンピックの志水見千子が4位、1997年世界陸上選手権の弘山晴美が8位で、過去3回入賞している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「5000メートル競走」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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