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50口径三年式12.7cm砲 : ウィキペディア日本語版 | 50口径三年式12.7センチ砲[50こうけいさんねんしき12]
50口径三年式12.7センチ砲(50こうけいさんねんしき12.7せんちほう)とは、日本海軍の小艦艇用艦載砲。荒天時や交戦時の微砕片よけに対応するため、駆逐艦搭載砲としては初めて標準で全周囲に防盾を施した砲である。吹雪型駆逐艦を筆頭に日本海軍の駆逐艦の多くに採用された。 == 概要 == この砲は本来平射砲であり水平射撃時には初速910m/秒、10発/分の性能を持つ優秀な砲である。そのため、従来通りの艦隊戦(夜戦)を考えた場合は比較的優位性を保つことができるが、時代は対空戦を意識し始めており、仰角を上げたとはいえ対空戦を主眼に置いていないことから時代遅れであった。結果、この砲を搭載した吹雪型駆逐艦以降、秋月型以前の従来型の艦隊型駆逐艦全体もまた、時代のニーズに取り残された感が否めない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「50口径三年式12.7センチ砲」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 12.7 cm/50 Type 3 naval gun 」があります。
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