翻訳と辞書
Words near each other
・ 704年
・ 705型潜水艦
・ 705年
・ 705空
・ 706年
・ 706空
・ 707年
・ 707空
・ 708年
・ 709年
70mmフィルム
・ 70ミリフィルム
・ 70人訳聖書
・ 70億の針
・ 70年
・ 70年代
・ 70年代われらの世界
・ 70年代安保闘争
・ 70年代風ロボットアニメ ゲッP-X
・ 70年安保


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

70mmフィルム : ウィキペディア日本語版
70mmフィルム[70えむえむふぃるむ]
70mmフィルムまたは65mmフィルムは、幅の広いハイレゾリューションのフィルムの規格である。
このフィルムは通常の映画用35mmフィルムの規格より高品質とされている。
カメラ用フィルムの場合は、70mmではなく65mmのフィルムが使用されている。映写機用の場合は、6つのサウンドトラックを収容するためにパーフォレーション(送り穴)の外側に設けた磁気式ストリップの分だけ、各端2.5mmずつ広くなっている。
最近の70mmフィルムの多くはデジタル音源を暗号化しているが、この方式が採用されていない70mmフィルムも数多く存在する。
各フレームはパーフォレーション5個分の高さをしており、アスペクト比は2.20:1。
70mmフィルムを扱うことのできない映画館は、いったん35mmフィルムに移してからシネマスコープ/パナビジョンのアスペクト比2.35:1に直してから公開する。
== 用途 ==

=== 特殊効果 ===
デジタル合成技術の無い光学合成の時代、視覚効果を実写と合成するシーンでは何度もフィルムを複製するため、画面がザラつき観客に合成と気付かれる事が多かった。視覚効果監督のダグラス・トランブルは『2001年宇宙の旅』で画質の高さに固執したスタンリー・キューブリック監督の影響もあり、『未知との遭遇』等といった作品で、35mmで撮影する作品も光学合成の必要なシーンは65mmフィルムで作業を行い、対応したオプティカル・プリンターなどの設計開発も行った。80年代末になっても、トランブルの会社を引き継いだリチャード・エドランドが『ゴーストバスターズ』、『ダイ・ハード』などで65mmを用いた光学合成を行い、小型の65mmカメラの開発も手がけている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「70mmフィルム」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.