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726型エアクッション揚陸艇 : ウィキペディア日本語版 | 726型エアクッション揚陸艇[ななにろくがたえあくっしょんようりくてい] 726型エアクッション揚陸艇(ななにろくがたエアクッションようりくてい、)は、中国人民解放軍海軍の大型ドック型揚陸艦、071型に搭載される、新型エア・クッション型揚陸艇である。 == 概要 == 従来、中国海軍が保有していた724型、722-II型といったエア・クッション型揚陸艇は、小型で搭載量は少なく、主に兵員輸送用で装甲車両輸送に用いるのは不可能であった。 そこで、アメリカ海軍のLCAC-1級に相当するエアクッション型揚陸艇である726型が開発された。 726型は、LCAC-1級と同様、主力戦車などの重車両の揚陸能力を有する。726型は設計に際し、LCACを参考にしたと見られており、外観は多くの点で類似している。ただし、艦橋部はLCAC-1級とは反対の左舷側に位置している。また、LCACは、ガスタービン排気口を左右に旋回させてることが可能で、スラスターとして使用し横移動を行うことが可能であるが、726型の排気口は固定式のためこの様な能力はない。船体中央部に全通式車輌甲板を有し、甲板の前後にランプを備えている。 最大搭載重量は60tに達し、96式戦車であれば1輌、軽車輌やトラックであれば4輌程度の搭載が可能と見られる。必要に応じて右舷前方に機関銃1挺を装備する事ができる。 726型エアクッション揚陸艇は、ソマリア沖海賊対処任務に従事するため、第六次中国海軍派遣艦隊に編成された「崑崙山」艦内のウェルドックに小型高速艇2隻とともに1隻が搭載されている。エアクッション揚陸艇は小型高速艇と共に、特殊部隊や臨検隊を搭乗させ、警戒活動や臨検に従事することが想定される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「726型エアクッション揚陸艇」の詳細全文を読む
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