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82式指揮通信車 : ウィキペディア日本語版
82式指揮通信車[はちにしきしきつうしんしゃ]

82式指揮通信車(はちにしきしきつうしんしゃ)は、日本において第二次世界大戦後初めて実用化された装輪装甲車である。陸上自衛隊で使用され、主に師団司令部普通科連隊本部、特科連隊本部などに1983年から配備されている。
防衛省は略称を「CCV(Command Communication Vehicle)」、公式愛称を「コマンダー」としており、自衛隊内では単に「指揮通信車」または名称を略して「シキツウ」とも呼ばれている。
== 開発 ==
陸上自衛隊では、悪路走破性の高さから戦闘車両は無限軌道による装軌式を採用してきたが、1974年防衛庁(当時)は装輪式の車両の機動性研究を行う事を決定し、三菱重工業小松製作所に車両試作を発注する。走破性に関する試験を行った防衛庁は、1978年から三菱重工業と小松製作所に新型指揮車の開発を依頼し、1980年までに4輌の試作車が完成。1982年に小松製作所の車両を制式採用した。
生産は小松製作所が担当し、最終調達契約年度は1999年、231両が調達された〔装甲車両・火器及び弾薬の開発・調達について 平成23年2月 防衛省経理装備局艦船武器課 〕。1両当たりの価格は1億円近いと推定されている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「82式指揮通信車」の詳細全文を読む



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