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83式152mm自走榴弾砲 : ウィキペディア日本語版 | 83式152mm自走榴弾砲[83しき152]
83式152mm自走榴弾砲(83しき152mmじそうりゅうだんほう、)は、中国の自走砲。その名称が示す通り、榴弾砲とカノン砲を兼ねる自走砲として設計されている。これは現代では一般的な設計であり、中国語においてもと表記されることもある。 == 開発 == 開発は1970年代後半に開始された。その設計がいずれに範を採ったかには諸説ある。M109 155mm自走榴弾砲に倣うとするもの、2S3アカーツィヤ 152mm自走榴弾砲のコピーとするものなどがあるが、完成した車両は牽引式の66式152mm加榴砲と321式多用途車両を組み合わせたものと考えられている。 ハルビンの第674設計所による開発は、1978年末には形をなし、1980年2月には試作車による公試を開始、1981年7月には結果を反映した新型の試作車を投入して試験を続け〔、1983年11月に制式化された〔。この間、チチハル市の第127設計所が半自動装填装置を開発し、嘉興市の第5318設計所が照準装置を開発するなど、他の設計所による開発も行われていた〔。
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