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ABO式血液型(ABOしき けつえきがた)とは、血液型の分類法の一種。ヒトの場合はA、B、O、ABの4型に分類する。 == 概要 == 血液の種類を表す型ではない。 赤血球の表面には250種以上の表面抗原があるが、A/B型抗原はその代表的な抗原である。 赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとB,両方の抗原があるとAB型、両抗原が無いとO型とする〔 小川聡 総編集 『内科学書』第7版-vol6、中山書店、2009年、p49〕。 逆に血漿中には各抗原に反応する抗体があり、通常A型の血漿中には抗B抗体があり、B型の血漿中には抗A抗体があり、AB型の血漿中には抗A抗体も抗B抗体のどちらも無し、O型の血漿には抗A抗体と抗B抗体両方が存在する〔。 血漿中の抗体を調べることで血液型を判定することを裏試験ともいう〔。表面抗原に、それぞれ対応する抗体が反応すると赤血球は凝集してしまう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ABO式血液型」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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