翻訳と辞書 |
B-2ユニット[びー2ゆにっと]
B-2ユニット(B-2 UNIT)とは、坂本龍一の2作目のオリジナルアルバム。1980年9月21日リリース。 == 解説 == 共同プロデュースはパス・レコードの後藤美孝。その当時勃興してきた”ダブ”のテクニックを全編徹底的に使っている。 前アルバム『千のナイフ』が西洋音楽のボキャブラリーを多分に使っていたのに対し、このアルバムではメロディーの音色にノイズを混ぜたり、音色の変化そのものが曲であるというように、より音の在り方・音色自体に焦点が合わせられている。その為、音の質感や肌触り・音像など、前作とは一線を画している。XTCのアンディ・パートリッジやグンジョーガクレヨンの組原正、大村憲司、エンジニアとしてデニス・ボーヴェル等が参加。レコーディングは東京とロンドンで行われた。ジャケットデザインは井上嗣也。アルバムタイトルは、後藤美孝が東急ハンズで見つけた、米軍放出品の糧食キットに入っていた甘味食の缶詰の名称が由来(ちなみに中身は時期によって違うが、ある時期のものは粉末ココアとクラッカー4枚である)。 1980年当時のYMOはアルバム『パブリック・プレッシャー』がオリコン初登場1位となる等、日本国内で注目された時期だったが、状況に嫌気が差した坂本は脱退を考えており、アルファレコードに対してYMO残留との交換条件でこのアルバムの制作費を出資させている。〔レコード・コレクターズ 2003年2月号〕 発売当時、『少年ジャンプ』にも1ページ広告が出され、国内だけで15万枚を売り上げたという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「B-2ユニット」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|