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BN7船団[びーえぬ7せんだん]
BN7船団は、第二次世界大戦時の連合国の船団の一つ。紅海を北に向かう船団であり、1940年10月19日にボンベイを出発し、10月26日にスエズに到着した。船団が紅海のマッサワ沖を航行中であった10月20日から21日に夜にイタリア海軍の駆逐艦ナザリオ・サウロ、フランチェスコ・ヌーロ、パンテラ、レオーネが船団攻撃を試み、護衛艦艇との間で海戦が発生した。このとき、船団の護衛は軽巡洋艦リアンダー、駆逐艦キンバリー、スループ オークランド、インダス、ヤラ、掃海艇ダービー (Derby)、ハントレー (Huntley) であり、船団には32隻の商船が含まれていた。戦闘の結果、フランチェスコ・ヌーロが沈み、キンバリーが損傷した。 ==紅海の状況== イタリアの第二次世界大戦参戦時、イタリア領東アフリカのマッサワには7隻の駆逐艦、8隻の潜水艦などが配備されていた。しかし、参戦後2週間でイタリアは4隻の潜水艦を失っていた。 紅海は重要な交通路であり、イタリア参戦の情報をつかむとイギリス海軍は紅海の戦力を増強した。また、商船も船団を組んで航行するようになった。イタリア軍はその船団に対し攻撃を試みたが、潜水艦や航空機が若干の損害を与えたのみであり、水上部隊は船団を捕捉出来ずにいた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BN7船団」の詳細全文を読む
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