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CPKTフォーマット(シーピーケィティフォーマット)とは、JPEG方式で記録された静止画像に、補助的な付加情報を追加する方式のひとつで、2004年に公開された。''APP5-CPKT Format''とも表記される。 このフォーマットにより、画像の品質や、画像を表示する既存のソフトウェア(ウェブブラウザなど)に全く影響を与えることなく、音声や別の画像、エクセルやワードなどの任意のデータが追加された画像ファイルを作成することができる。 CPKTフォーマットは一般に公開されているので、誰でもこの方式に従ってJPEG画像に対し付加情報を追加・解読・利用するソフトウェアを開発することが可能である。 == 技術の詳細 == CPKTフォーマットは、JPEGのAPP5 Application Segmentを利用する。このアプリケーションセグメント内に、CPKTの4文字のヘッダから始まるデータ(付加情報)が、CPKTフォーマットに従って格納される。 単一のアプリケーションセグメントに付加情報が収容できない場合のために、CPKTフォーマットには通番を格納するエリアが用意されており、複数のAPP5アプリケーションセグメントに情報が分散されているときは、通番に従って結合される。 CPKTフォーマットには、格納される付加情報が何であるかを示すラベルが含まれるが、このラベルの形式はメールヘッダのContent-typeの書式に準じている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CPKTフォーマット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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