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CSXトランスポーテーション社 : ウィキペディア日本語版
CSXトランスポーテーション[しー えす えっくす とらんすぽーてーしょん]
CSXトランスポーテーション(しー・えす・えっくす・とらんすぽーてーしょん、CSXT。本項ではCSXと記述)は、アメリカ一級鉄道であり、ノーフォーク・サザン鉄道カナダ太平洋鉄道とともに、東海岸に展開する三つの一級鉄道のうちのひとつ。
は同鉄道の運営企業であり、CSXコーポレーション(、)の一部門に位置づけられている。共にフロリダ州ジャクソンビルに本社を置く。



== 歴史 ==
CSXは、1986年6月1日シーボード・システム鉄道(SBD)が、4つの鉄道を経営していたチェシー・システムを統合し、同時に改名して誕生した鉄道である。親会社であるCSXコーポレーションは1980年に設立されたものであり、その時点では持株会社であり、各鉄道同士をそれぞれ別々の名称で運営していた。以後、親会社の合併と、子会社である鉄道の合併時期が異なるものが多く、また親会社が改称したのに子会社はそのままである時期があるなど、関係を把握するには注意が必要である。
1987年8月31日までに統合された鉄道を1980年時点の名称で記すと、チェシー・システム側としては
*ボルチモア・アンド・オハイオ・シカゴ・ターミナル鉄道(B&OCT)
*ウェスタン・メリーランド鉄道(WM)
*ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道(B&O)
*チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道(C&O)
が、シーボード・システム鉄道側としては
*シーボード・コースト・ライン鉄道(SCL)
*ルイビル・アンド・ナッシュビル鉄道(L&N)
の各鉄道がある。もともとチェシー・システムが保有していた鉄道はB&OCTとWMの2社で、1987年4月30日にC&OがB&Oを吸収したのち8月31日にCSXが吸収した。SCLとL&Nは1982年にシーボード・システム鉄道となった。
1997年6月23日、CSXとノーフォーク・サザン鉄道(NS)は、連名で1万1000マイルにおよぶコンレールの資産の購入と分割、運営の権利取得を米陸上交通委員会(Surface Transportation Board)に申請し、1998年6月6日に認可され、8月22日に実施された。コンレールは、1976年に経営不振に陥っていたアメリカ北東の鉄道を統合して設立された政府保有の鉄道である。
CSXはコンレールの資産の42%を取得し、残る58%はNSが取得した。この取引の結果、CSXの鉄道運営範囲は、かつてのニューヨーク・セントラル鉄道を引き継いだ路線も含め、新たに3800マイルを加えた。1999年6月1日より、新たな路線網で運営を開始した。
現在、CSXはアメリカ東部の多くの州で営業しており、一部はカナダの都市近くに達する路線もある。
鉄道名の由来は、「C」はチェシー・システムを、「S」はシーボード・システム鉄道を表す。会長の弁によれば、合併による新会社名は対取引先対策として非常に重要な事項であり、従業員にも会社名を提案させた。すると、ほとんどは両社のイニシャルをあわせたものを提案した。同時に州間取引委員会にとって、略称も必要であった。当初は「CSC」が選ばれたが、バージニア州のトラック運送業者がこの略称を使っていたので、チェシー=シーボード・マージャー(2社の統合)を意味する「CSM」とされた。しかし、弁護士が「CSX」のほうがいいと決め、それが定着した。公的には「Cはチェシーを、Sはシーボードを、Xは増加という意味のシンボルである」という解釈をしている。アメリカ鉄道協会による略称「CSXT」の「T」は運送(トランスポート)を意味する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「CSXトランスポーテーション」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CSX Transportation 」があります。



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