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CVA-01級航空母艦は、1960年代にイギリス海軍で計画された大型航空母艦。 == 概要 == 第二次世界大戦前後に就役した航空母艦の代替で4隻の建造が計画されていた。当時保有していた空母では大型化するジェット機の運用に無理があった為、アメリカ海軍のフォレスタル級に相当する大きさで1962年から計画されていた。 1963年のデザイン案では、全長は270mで基準排水量は54,000t、カタパルト2基、エレベーター2基、計画時からアングルド・デッキを装備していた。搭載機はファントム FG.1(F-4K)18~24機、バッカニア18~24機、ガネットAEW3を4機、ヘリコプターを数機、合計50~60機程度搭載する予定だった。 完成すれば、「イーグル」、「アーク・ロイヤル」、「ヴィクトリアス」、「ハーミーズ」と順次交代する予定だったが、当時の労働党政権の方針により計画は1966年にキャンセルされた。直援用に82型駆逐艦4隻の建造も計画されていたが、CVA-01級のキャンセルに伴いプリストルだけが建造され3隻はキャンセルされている。 CVA-01級のキャンセル後、イギリス空母建造計画は数度の変遷があり、最終的に現代的軽空母のインヴィンシブル級が1973年に起工された。 また、それに近い大型空母は当計画から47年後になる2009年にクイーン・エリザベス級として実現することになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CVA-01級航空母艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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