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Cセグメントクラス : ウィキペディア日本語版
Cセグメント[しーせぐめんと]

Cセグメント(英語名:C-Segment,Small family car/compact car)とは、主に欧州で利用されている乗用車の分類方法であるセグメントの1カテゴリーであり、BセグメントDセグメントの中間に位置付けられる。同一セグメントにセダンクーペハッチバックなどのボディスタイルを包括する。
調査会社であるグローバルインサイト社の分類では、スポーツ・クーペ、マルチパーパスカーSUVを含むが、欧州で「以前に使用されていた最も狭義の分類」において、これらは別セグメントに分類される。
== 概要 ==
2000年代以降の現代においてはセダン並びにステーションワゴンでおおむね全長が4,350mmから4,600mmまで、ショートワゴンを含むハッチバックは概ね全長が4,200mmから4,500mmまでの車種を指す。過去、1980年代から1990年代初頭までは、このセグメントのセダンおよびステーションワゴンの全長は4.3m足らずで車幅も1,700mm未満の車種(いわゆる5ナンバーサイズ)がほとんどであった。ハッチバックの全長も4m足らずが通常であった。一般的には1.5Lから2Lのエンジンを搭載することが多いが、車両サイズ、全長、価格、イメージ、装備など複数要件に因る分類のため、明確な数値基準はない。4,450mmを超えるものはCDセグメントもしくはフルCセグメントという場合もある。
日本における分類の「スタンダードカー」(2000年前後頃における「5ナンバーフルサイズ車」)もしくは「上級コンパクトカー」に当たり、このうちCDセグメント(フルCセグメント級)は日本においては「ミドルセダン(ミドルクラス)」に分類される。アメリカにおける分類の「コンパクトカー」、イギリスにおける分類の「スモール・ファミリー・カー」、韓国における「準中型車」〔ヒュンダイ・アヴァンテ/i30キア・セラトーデーヴ・ラセッティサムソン・SM3など〕に近似する。
2010年代現在は側面衝突安全対策のため、車幅を1,750~1,800mm前後(クラウン並)まで拡大している車種もあり、日本国内の(5ナンバー車を基準にして作られていることも間々ある)道路・駐車場事情を考慮すると「コンパクト」とは言えなくなっているものが多くなっている。
なお、ピックアップトラックライトバンなどの商用車は、乗用車のセグメント分類には属さない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Cセグメント」の詳細全文を読む



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