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Cレーション[しーれーしょん]
Cレーション(シーレーション、英:C-ration)とは、アメリカ軍が第二次世界大戦から1980年代にかけて製造、配給したレーション(戦闘糧食)である。頭文字の C は、駐屯地給食用の未調理生鮮食材である Aレーション、同じく包装済み未調理食材である Bレーション の次に区分されるレーションを意味する。正式名は“Meal, Combat Individual(個人用戦闘糧食)”。MCIレーションと呼ばれることもある。 == 概要 ==
それぞれのレーションは缶で供給された。装備も含めると極端な重さになったが食糧を放棄するわけにもいかず、兵士達は苦労したという。また、B2ユニット "B2 Unit" には、チーズ・クラッカー・キャンディー・缶入りデザートと付属品パックが付いていた。付属品パックは、P-38缶切り、ホット飲料、塩・砂糖のパック、プラスチック製スプーン、チューインガム、4本入りたばこパック、トイレットペーパー数枚という構成であった(改良と年次で構成は異なる)。完全なCレーションの組み合わせを完食すると、1,200kカロリーを得ることができた。 健康問題により、1975年にたばこが付属パッケージから除外された。また、1983年からMREレーションが配給されはじめ、Cレーションは段階的に廃止された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cレーション」の詳細全文を読む
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