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DNAバーコーディング : ウィキペディア日本語版 | DNAバーコーディング[でぃーえぬえーばーこーでぃんぐ] DNAバーコーディング (DNA barcoding) は、短い遺伝子マーカーを利用してDNAの配列から種を特定する系統学的手法である。分子系統学とは分類の決定に主眼が置かれるが、DNAバーコーディングは未知のサンプルの種を決定することに使われるという点で異なる。DNAバーコーディングは未知の種の同定や同一種とみなすかどうかなどに利用されるが、DNAバーコーディングだけで決定出来るというわけではない。 == 領域 == DNAに使用される領域は標準化され、多数の配列データベースが利用可能である。また、ほとんどの種や分類群で、種特異的プライマーを利用することなく、短い配列でも、種内変異が少なく種間変異の大きい領域が提案されている(ユニバーサルプライマー)。多くの領域がDNAバーコーディング領域として提唱されているが以下の領域が一般的である。 * ミトコンドリアのCOI遺伝子(動物界や多くの真核生物) * rbcLとmatKの組み合わせ(陸生植物)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DNAバーコーディング」の詳細全文を読む
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